脳内ライブラリー~1980年代に想いをはせて~

1980年代の大好きだった音楽やアイドル、漫画などを思い出して懐かしむブログです。インターネットのなかった時代、自分の記憶を頼りに思い出すまま勝手気ままに綴っていきたいと思います。

誤解だらけの堀江淳

こんにちは、namiheiです。

 

「堀江淳」を覚えているでしょうか。

 

水割りをください 涙の数だけ

 

から始まる「メモリーグラス」の楽曲で有名なシンガーソングライターです。

 

1981年のザ・ベストテンでは聖子ちゃん、マッチ、トシちゃんたちの曲と名前を連ねる大ヒットだった堀江淳さんのメモリーグラス。

 

そこには儚げで消えそうな白い(イメージの)男性がいました。

ギターを持ち歌う彼の声は甘く優しく、歌詞のヒロインにそのままリンクしていました。

 

当時10歳だった私は彼の歌声にひかれ、このレコードを手に入れるためお小遣いを片手に商店街のレコード屋へちゃりんこ(自転車)で走ったのでした。

 

家に帰りレコードに針を落とす。

流れ出した曲は酒場のカウンター越しの物語。

 

レコードを聴きながら目を閉じ想像したのです。

お酒の味も知らない、酒場のイメージも刑事ドラマか何かでしか見たこともない子供が、ありったけの想像力で恋に傷ついた女性とお酒をつくることに従事する寡黙なマスターを妄想で作り上げたのです。

 

イメージは”ガラスの仮面”の”北島マヤ”のほぼ一人芝居でした。
今思うと、カウンター越しにいるセリフのないマスターには月影先生の付き人である源造を強く推したいと思います。

 

いや、ガラスの仮面は横に置いておきます。

 

”ふられたんじゃないわ 私が降りただけよ”

 

このセリフ(歌詞)に続く”遊びの相手ならだれかを探してよ”で、先のセリフが女性の強がりだと気づくのです。

 

あいつなんかあいつなんかあいつなんか・・・のみほしてやるわ

 

嫌なことはお酒を呑んで忘れるのか、

だから大人はお酒を呑むのか

 

と、思ったのか思わなかったのか、当時の私は何を感じたのか今となっては定かではありませんが、水割りのグラスに浮かぶキラキラした思い出の氷を頭に描いたことは思えているのです。

 

小学生の想像も然り、若干20歳やそこらでこの歌詞を書いた堀江淳さん、恋の酸いも甘いも知っていたのか、それとも想像力なのかと、本当にすごいなと今も思います。

 

メモリーグラスのヒットから数年。

 

「堀江淳」死亡説など多々流れたこともありましたが、”あの人は今”的な番組で堀江淳さんが出演されたときは本当にうれしかった。

 

あれからさらに数年。

 

今も彼はシンガーソングライターとして活躍されています。

驚いたのは、ツイッターやインスタグラム、またブログなどもやられていること。

 

さらに驚くことが。

その堀江淳さんのオフィシャルブログのタイトルが「”お湯割り”をください」だったことです。

年を重ね、お湯割りになったのね・・・

 

と、思っていたら、メモリーグラス(誤解だらけ)バージョンなるものをiTunesで発見!!

ぜひ聴いてみてください。

 

またメモリーグラスの新しいバージョンも数曲発表されていて、聴いてみると、やはり声がいい・・・

そして改めて曲もいい。

 

ライブ活動も精力的にされているようで、いつかコロナがおさまったらライブに行きたいな、あの甘い声をライブで体験したいと切に思っています。

 

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メモリーグラス/堀江淳